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全フロアこだわり抜かれたデザイン!株式会社ラックランドに行ってきました
オフィス取材
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全フロアこだわり抜かれたデザイン!株式会社ラックランドに行ってきました

by sato 2017.08.30

初台駅から徒歩約5分!創業間もない頃からこの地にオフィスを構える株式会社ラックランドのオフィスは外観からは想像もできないほどの素晴らしいオフィスでした!

初台駅から徒歩約5分!創業間もない頃からこの地にオフィスを構える株式会社ラックランドのオフィスは外観からは想像もできないほどの素晴らしいオフィスでした!

株式会社ラックランド

さすがそんな会社だけあって、オフィスは最高にクールに洗練された空間になっていました!

本社ビル

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ラックランドは創業3年後の1973年からこのビルに入っているそうです。

ビルの外観自体はいたって普通ですが、2014年から徐々に改装を始めたそうで、中に入ってみるとびっくりするほどの空間が広がっています!

一歩踏み入れたら想像もつかない空間になることを意識しているそうです。

2F ミーティング&リフレッシュスペース

まずはミーティングルームと社員のリフレッシュスペースのある2階部分から。
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ここはお客様と社員、または社員同士のコミュニケーションの場としての機能を果たしています。

一例ですが、普段あまり接点がない部署の社員ともコミュニケーションが取れるように、毎月第一土曜日の終業後、自由参加の懇親会を開催しているそうです。
季節に合わせた飾り付けをすることもあり、取材時は七夕の時期だったので笹飾りがありました。
短冊にはいろいろな願い事が、、、
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奥(窓際)にはちょっとした打ち合わせスペースがいくつか設けられています。

ミーティングルーム

そしてこれらを囲むように、それぞれコンセプトの異なる会ミーティングルームが配置されています。
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こちらは少し大人な飲食店をイメージしたミーティングルーム。
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こちらはスーパーマーケットをイメージしたミーティングルーム。
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こちらはブライダルをイメージした、少しゴージャスな雰囲気のミーティングルーム。
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こちらは物販店舗をイメージしたミーティングルーム。
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そしてもう一つ「光体感room」と言うものもあり、こちらは、、、
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様々な種類の照明の感じ方を、実際に体験できるお部屋になっています!

それぞれのミーティングルームに異なるコンセプトを設けた理由は、ラックランドは商空間の企画制作会社なので、お客様のイメージに合わせた空間で打ち合わせをして、お客様側の視点から様々な提案ができるようにしていきたいという想いが込められているからだそうです。


それでは次に、執務スペースを見ていきましょう!

4F執務スペース

このフロアのコンセプトは「ナチュラル&パワフル」 建築設計と積算の部署がこちらに。
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エレベーターホールは鮮やかなグリーン。
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中にはまず、おしゃれな図書館?と感じてしまうほどのエントランスと、小さめですがパワフルな打ち合わせスペースがあります。
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こちらが執務スペース。

天井も全て抜いた後に、木のルーバーをつけて全体に統一感をもたせています。
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壁は一面が収納になっていて、オフィスに合わせて一から設計したそうです!

5F執務スペース

このフロアのコンセプトは「シックモダン」 設備設計と冷機購買の部署がこちらに。
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エレベーターホールはグレイッシュトーンが基調。
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6F執務スペース

このフロアのコンセプトは「アーバンビンテージ」 企画設計の部署がこちらに。
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エレベーターホールは黒が基調でシックな印象。
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ここまで見ていただくと気づいたかもしれませんが、執務室のレイアウトはほとんど同じで、全フロア共通で「インダストリアルミニマルスタイル」というテーマを設けているそうです。フロアごとのコンセプトが違っても、非常に統一感があるように感じます。

ものづくりをするにあたって五感を刺激するファクトリー感を十分に出せるようなリアルな空間を目指したそうです。
そして、こういったデザインは社員の方の声をフィードバックし、いい意味でリラックスでき、仕事へのモチベーションが上がるオフィスになるよう意識して設計し、実際に、「こんな空間で仕事ができたら楽しいだろう」と想像しながらオフィスをつくっていくことができたとのことです。

リエキセンター

ラックランドには、本社ビルの他に「リエキセンター」と言う分館もあるんです!

執務スペースは、バーから構想を得た特徴的なレイアウトだということですが、いったいどんな空間になっているのでしょうか?
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エントランスはシンプル。
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その先にはリビングに、ダイニングキッチンのようなスペースがありました!

こちらもやはり同じ空間で集まることのできる、コミュニケーションの促進を図る場所のようです。
会社が一貫して、「コミュニケーションが社員を成長させる」という考えがあるため、本社ビル、リエキセンターともにこういった空間をつくっているそうです。

会議室

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こちらは円卓にソファ席の会議室。

ソファ自体はかなりゆったりしたものになっており、リラックスした状態で会議に臨み、アイディアが出るようにとのことでした。

他にも使用中の会議室がありましたが、ガラス張りなので外から失礼して、、、
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ソファ席の会議室とは少し雰囲気が違いますね。

どちらも壁にホワイトボードのクロスを張っていて、会議室の機能としては申し分なしです!

トイレ

みんなのオフィスでトイレを大々的に取り上げるのは初めてですが、これは紹介しないわけにはいきませんでした(笑)
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男子トイレももちろんかなり綺麗ですが、女子トイレが特にすごいです!
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これ全部トイレの中です!

ここまでこだわってつくったのも、もちろん理由があります。
新しくオフィスをつくる際に社員にヒアリングしたところ、コミュニケーションを取るのに重要な場所の一つとして、トイレが挙がりました。
特に女子トイレはお土産の交換や大勢に聞かれたくない会話、さらにはストレス発散まで、様々な用途で活用されるそうです。

そこでパウダールームやリラックスルームをつくって、トイレを過ごしやすいものにしたそうです。
さらに施工管理の方が現場に出る際などに着替えるための配慮として、カーテン付きのフィッティングスペースも完備しています。

執務スペース

そしてこちらが、バーから構想を得たという執務スペース。
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一見普通の執務スペースに見えますが、写真では伝わりにくいので真上からのイメージ図を見ていただきましょう。
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真上から見るとこのようになっています。

見ていただけるとなんとなくイメージがつかめるかと思いますが、中央が円形状のコックピット型オフィスだということです。
この円形の部分は主に役職が上の方たちの席で、業務をしながら部下たちの様子を確認できるので、職場のちょっとした変化などに気づきやすくなり、リスク管理にも繋がるそうです。
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さらにこの円形状の部分は、他のところよりも結構床が高くなっていて、座っている上司と、上司の元に来た部下との目線が同じ高さになるように設計されています!
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通常、立っている部下は座っている上司を見下ろす形で会話することになりますが、このような設計にしたおかげで、部下は気後れすることなく、上司とより積極的な意見交換をすることができるようになったそうです。

このオフィスの設計を考えるための参考として、 社長は設計担当者を行きつけのバーに連れて行きました。そのバーはテーブルの奥行きや店員の目線の高さなど細かなところにまで配慮がなされており、お客さんとの距離感を非常に大切にしていて、設計担当者は居心地の良さを感じたそうです。
その店員とお客さんの距離感を、上司と部下の関係に置き換え、オフィスにフィードバックしてこのコックピット型のオフィスができたそうです。

ありがとうございました!

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今回ご協力いただいたのはこちらの3名の方々!
代表取締役社長の望月圭一郎さん(右)、リエキセンターの設計を担当された、企画設計部・設計5課チーフデザイナーの佐藤大輔さん(中)、本社ビルの設計を担当された、企画設計部・設計7課チーフデザイナーの佐野温史さん(左)。

3名ともオフィスに対して熱い想いがあり、たくさんお話をお聞かせいただきました!
※記事の内容は公開時のものです