目指す金融事業の未来から逆算し、「渋谷マークシティ」に移転を決意。| 株式会社ペイミーのオフィス移転!

法人向けに給料の即日支払いサービス『Payme』を提供する「 株式会社ペイミー」。昨年11月に移転した同社に、渋谷を新拠点として選ばれた理由や事業にかける想いを伺いました。

2020.1.31
BY BABA
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サービス利用者から考えた拠点場所は「渋谷」


ーー昨年の11月に渋谷駅直結の「渋谷マークシティ」へ移転されたと伺いました。まずは移転の経緯を教えてください。

(総務:幾田)
以前は居住用のマンションを4部屋借りていたのですが、従業員も増え手狭になってきてしまい、大きなオフィスに移ろうと考えたのが一つの理由です。また、その4部屋は階数が異なっていたため、社内のコミュニケーションが取りづらかったんです。


いわゆる、マンションの一室なので、オフィスとしての機能はほとんど最低限に近かったように思います。




ーー渋谷を拠点として選ばれたのは何故なのでしょうか。


ミッションである「資金の偏りによる機会損失のない世界を創造する」にも繋がるのですが、弊社の『Payme』というサービスを通じて、日常生活の小さな資金ニーズに応えていきたいという想いがあります。

ここでいう資金ニーズに応えるとは、すでに働いた分のお給料を、必要な時に必要な額だけ引き出せること。このようなニーズは若者やミレニアル世代を中心に多くあります。だからこそ、サービスを届けたい若者が多く集まる場所、渋谷を選びました。

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社会の信頼×若者。2つの交差点にこだわり「渋谷マークシティ」へ

ーー続いて、オフィス自体のテーマを教えていただけますか?


はい。オフィスを決めるときに常に考えていたテーマは「社会の信頼に応えることができる会社のオフィス」です。そのテーマを念頭に置いて、場所や内装を考えました。事業が成長していくにあたって、相応しいオフィスにしたかったんです。

「銀行や大手企業の担当者さんがいらした時に、信頼感を損なわないような空間にしたい」「若者たちが集まる渋谷を拠点にサービスを届けたい」という2つの想いが叶えられるような場所にオフィスを置くことにしました。






ーーそこから「渋谷マークシティ」に決められたということですね。


その通りです。ただ何回も経営メンバーと議論を重ね、決めるまでには時間がかかりました。

と言うのも、やはり渋谷の一等地なので、家賃が高く、すぐには決断ができませんでした。以前のオフィスと比較しても、毎月支払わなければならない金額がとても変わるので「広さを重視するのであれば、渋谷以外の賃料の安い地域でも良いのでは?」という意見は当然出てきました。

それでも渋谷という街にこだわりたいと思い、覚悟を決めてここにしました。
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ーーオフィスのお勧めのポイントがあれば教えてください。


運よく居抜きで入居することができたため、既に持っているものをを活かしつつ、サービスカラーの黄色を取り入れたり、以前のマンションオフィスので部屋番号を「813」「408」といったカフェや会議室の名前にしたりと、自分たちらしい空間を目指しました。
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その中でも、特にこのカフェスペースは好評です。

食事や気分を変えて作業する場としてはもちろんですが、カジュアルなミーティングなど、コミュニケーションスペースとして利用している社員も多いです。人口密度を考えると、執務スペースよりも余裕があるので、静かで集中できるという声も聞きます。


また、今回心がけたことは「無駄の無い移転」です。信頼感を得られるオフィスを実現するため、立地や建物は妥協せず、インフラやセキュリティにも力を入れました。その分、什器や内装は可能な限り以前利用していたものを転用し、新規什器の購入・既存什器の廃棄費用を抑えました。
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快適な仕事環境で社員の満足度も◎


ーー移転後、社内メンバーからはどのような声を聞きますか。やはり「おしゃれ」とか「きれい」とかですかね。


それよりも「同じフロアにトイレがある」「オフィスが適温になった」というそれ以前のことですね(笑)

以前はマンションだったので、トイレは一部屋に一つ。822号室は女子トイレ、408号室は男子トイレと分けて使用していたので、都度エレベーターや階段での移動が必要でした。その苦労がなくなったのは大きいです。

室温に関しても、以前は建物の都合上、自分たちで温度や風量を調整できませんでした。夏は寒くて、冬は暑い。快適とは言えない環境で、体調を崩すメンバーもいました。なんとか環境を改善できないかと長年悩んでいましたが、移転したことで改善されて本当によかったと思います。
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ーー社内からの反応はとてもよかったと。訪問に来られた社外の方からはどのような声をいただきましたか。


「いいところに移転しましたね」「きれいですね」など、とても良い反応をいただきます。また、渋谷周辺の騒音を気にされる方から「ここ静かでいいですね」と言っていただくこともあります。

あと、代表と2ショットを撮影して欲しいという想いから作った代表 後藤の「等身大パネル」があるのですが、そこで写真を撮ってくださる方も多いです。いつでも代表がお出迎えしてくれると面白がっていただけます(笑)
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ーー今後「もっとこんなオフィスにしたい」「こういうことがしたい」というような考えはありますか。


小さいところで言うと、今は資料や私物の収納場所が無いので、このきれいな環境を保つために、整備をしっかり行っていきたいと考えています。


(人事:阿久澤)
そのほかにも、先ほどお話したカフェスペースで、イベントを開催したいと考えています。ペイミーの事業課題についてディスカッションを行ったり、社内外の参加者同士の交流の場を提供したりしていきたいですね。


また私は採用業務の一環として、キャリア相談に乗ることも多いので、キャリアに悩む人たちの力になれるようなイベントもしていきたいと考えています。採用については、いわゆる写真映えするオフィス写真が撮影できる点も移転してよかったと思うポイントの1つですね。
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給料の即日払いサービスで求人応募数増加・従業員定着率向上


ーー改めて、貴社の事業内容について教えてください。


(事業責任者:仲川)
弊社は企業さんに利用していただく給料の即日支払いサービス『Payme』を提供している会社です。先ほどお話したような資金ニーズに応えるサービス、つまり働いた分の給料をいつでも受け取ることのできるサービスが『Payme』です。

『Payme』は勤怠システムと連動しており、アプリを開くと、働いて稼いだ分の金額を確認できます。その金額の範囲であれば「申請」ボタンを押した瞬間に口座に指定金額が振り込まれる仕組みになっています。


サービスを利用していただいている層は様々ですが、ゴールデンウィークやクリスマス、年末年始など普段よりも出費が増えるようなシーズンには利用頻度がぐんと増えます。

導入費・運用費共に0円で、最短1週間で始められるサービスなので、導入のハードルが低く、企業さんにはメリットばかりだと喜んでいただくことも多いです。
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ーー具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?


最大のメリットは求人に対する応募者数の増加です。大手求人サイトで毎月行う検索ワードランキングの1位2位には「日払い」というワードが入っています。つまり、求職者にとって、給与の日払いができる求人はニーズが高いんです。

そのため給与の即時払ができる『Payme』を導入することで、求人応募者数が一気に増えるケースも少なくありません。弊社の調査によると、導入前と比べて応募者数が3.7倍に増えるというデータも出ています。


また、短期離職率が低下し、定着率が上がることもメリットの1つです。実は、アルバイト雇用の方の2割が、翌月の給与の振り込みまで待てず、初月に辞めてしまうというデータが出ています。一方で『Payme』は即時払いはもちろん、自分が働いた金額が一目でわかるので、利用者の仕事に対するモチベーションも上がります。『Payme』の導入は、離職率の低下にもつながるのです。

このように、人手不足の解消にも効果的なので、利用者だけでなく、企業側が受ける恩恵も大きいんです。実際に導入企業さんからは「『Payme』を利用している方は1人も辞めてません」というお声をいただきます。

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ーー『Payme』と同じようなサービスは他にもあるのでしょうか?その場合、貴社サービスの強みはどこにあるとお考えですか。


似たようなサービスもあり、競合も増えていますね。ただ弊社としましては、低コストであること、使いやすいこと、そして導入後のサポートを徹底していること。この3点は『Payme』ならではの特徴であると考えています。

導入企業1社1社に担当者をつけているので、企業ごとの勤怠システムとの連携などにも素早く対応ができます。問い合わせ方法はチャット・メール・電話で可能ですし、30カ国以上の言語に対応しています。

また、ヘルプページは日々改善を繰り返し、し分かりやすさにもこだわっています。最終的にはサポートに問い合わせをしなくても、利用者様が十分満足に利用していただくことを目指しています。

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未来からの逆算×目標にワクワクしながら頑張れる人と事業展開

ーー今後の事業にはどのような目標をお持ちですか。


はい、いろいろありますが、まずは『Payme』事業を伸ばしていきたいです。弊社は6月が決算なのですが、2021年の6月期には2020年の6月の15倍のクライアント獲得を目指しています。現在は約14万人にご利用いただいているので、200万人を目指しているところです。

そして給料という一番身近なお金に関するサービスを入り口として、ゆくゆくはフィンテック領域で事業を展開していきたいと思います。

例えば、2020年には法改正とともにデジタルマネーでの給与受け取りが解禁されると言われています。給料を現金で口座で受け取るだけでなく、デジタルマネーとしてチャージできるような機能追加も検討しています。

やりたいことはたくさんあるので、実現のためにも採用に力を入れていきたですね。
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ーー綺麗なオフィスで働けることはそれだけでモチベーションにつながりますし、応募率も上がりそうですね。


そうですね。ただ「綺麗な環境」というよりも「1つ上の環境」で働くことが社員のモチベーションにつながれば良いと思いました。

「綺麗なオフィスで働きたい」というだけなら弊社以外にいくつも候補はあります。その中でも、私たちと働くことを選んでくれる人には、事業への共感と信頼、そして気概を持っていて欲しいです。

今後のさらなる事業成長に向けて身の丈以上のオフィスを借りていると自覚しているので、「本当に頑張らなきゃいけない」「ここを選んだことを正解にするために、どんどん成長していかなければならない」。そう一緒に考え、会社が目指す目標へワクワクしながら挑戦してくれるような人と働きたいです。


ペイミーでは、未来からの逆算をすることが意思決定の肝だと考えています。オフィスに必要な広さやセキュリティであれば渋谷以外の場所を選び、予算を抑えることが賢い考え方だとは思うのですが、今後大型のアライアンスを組んでいったり、新たな機能やサービスを提供していく中で、一番いい選択は「渋谷マークシティ」だと考えました。なので、ここを選んだ決め手は「未来からの逆算」。これからも、オフィスだけに限らず、実現したい目標のための逆算を念頭に置き、事業展開をしていきたいです。
株式会社ペイミー 代表取締役 後藤 道輝

株式会社ペイミー 代表取締役 後藤 道輝

慶應義塾大学卒業。East Ventures株式会社、株式会社メルカリ、株式会社CAMPFIREを経て、株式会社ディー・エヌ・エーに中途入社。DeNA戦略投資推進室での勤務を経て、2017年7月に株式会社ペイミーを設立。

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト20階
https://corp.payme.tokyo/
<撮影・文>
Kosuke Okubo



※記事の内容は公開時のものです