五反田駅から徒歩9分。「東京卸売センター」として長らく愛されている五反田TOCビルに予約台帳アプリ『トレタ』を運営する株式会社トレタさんがご移転されたとのことで、オフィスの取材に行ってきました!
五反田駅から徒歩9分。「東京卸売センター」として長らく愛されている五反田TOCビルに予約台帳アプリ『トレタ』を運営する株式会社トレタさんがご移転されたとのことで、オフィスの取材に行ってきました!
45年前に竣工された五反田TOCビル。
ビルの外観から内部まで古めかしさを感じさせる中、8Fに異彩を放つ区画がありました。
ビルの外観から内部まで古めかしさを感じさせる中、8Fに異彩を放つ区画がありました。
エントランス
入り口から『木のぬくもり』全開です。
スターウォーズイヤーだからでしょうか、移転祝いでいただいたという精巧なヨーダのぬいぐるみがありました!
トレタのコーポレートカラーの緑色がマッチしています!
トレタのコーポレートカラーの緑色がマッチしています!
「ヨーダの持っている旗はオフィス案内時に案内担当が手旗に使っています。」
と、株式会社トレタ広報の田(でん)さん。
と、株式会社トレタ広報の田(でん)さん。
トレタに来たら、まずはココ!
SNSの撮影に持ってこいのロゴ入りバッグパネルと顔はめパネル。
SNSの撮影に持ってこいのロゴ入りバッグパネルと顔はめパネル。
カウンターバー&ラウンジ
ビッグサイズのカウンターバースペースです。
プロジェクタを使ってスタンディングミーティングも可能となっています。
社内では、座ったままよりも立ちっぱなしの方が人気なのだとか。
社内では、座ったままよりも立ちっぱなしの方が人気なのだとか。
床とチェアの色のマッチがいいですね。
自転車のそばにバイクマシンがあり、
オフィスの中でもエクササイズが可能です。
オフィスの中でもエクササイズが可能です。
ボックスはイベント時に座れるスペースとして大活躍です。
プロジェクタも完備しているので、セミナーやイベントをよく実施しているとのこと。
黒板塗装のされた壁の一面にはデザイナーの方が書いたというイラストが。
ハロウィン前だったのでカボチャなどが描かれていたのですが、とにかくものすごく上手・・・
ハロウィン前だったのでカボチャなどが描かれていたのですが、とにかくものすごく上手・・・
裏はホワイトボードになっていてすぐアウトプットが可能です。
ワークスペース
特注の大きなデスク。
逆側から。
窓際にはカフェのカウンター風デスク。
ファミレスにあるようなボックス席もあり、打ち合わせやランチタイムに利用されています。
ふかふかソファ。
床はデフォルトの床材にマットブラックの塗料を塗ったそうです。
このマット感が、あえて洗練されていないインダストリアルな雰囲気を生んでいますね。
このマット感が、あえて洗練されていないインダストリアルな雰囲気を生んでいますね。
集中室
最近、スタートアップ企業で導入の動きが活発になってきた集中室もありました!
床と天井が抜かれているので、元々高さのある空間がさらに広がり窮屈感がまったくありません。
会議室
会議室は木と照明の調和が非常に落ち着く雰囲気を出しています。
脚の形状が5本全て違うテーブル。
細かいところまでおしゃれです。
細かいところまでおしゃれです。
スイッチもレトロなタイプのものをセレクトしています。
近未来的で尖ったデザインの椅子を見ることが多かったので、、このアンティークならではのデザインはとても温かみを感じます。
お話を伺いました!
株式会社トレタ代表の中村さんにお話を伺いました!
オフィスのテーマは?
エンジニアが前のオフィスでコーヒーを淹れるのを非常に楽しんでいるのを見ていたので、
『カフェ』風を内装テーマとして居心地の良さとコミュニケーションの増加を狙いました。
執務スペース以外の居心地の良さを追求したところ、自分の席とは違う場所で仕事をする社員が非常に増え、人によっては基本的に執務スペースにはいないという、移転リーダーの私にとってはうれしい事態が起こりました。(笑)
『カフェ』風を内装テーマとして居心地の良さとコミュニケーションの増加を狙いました。
執務スペース以外の居心地の良さを追求したところ、自分の席とは違う場所で仕事をする社員が非常に増え、人によっては基本的に執務スペースにはいないという、移転リーダーの私にとってはうれしい事態が起こりました。(笑)
オフィス作りでこだわった点は?
特にこだわりを入れたのは木材と照明です。
オフィス内装に使われる『木』に見えるものには全て本物の木材を使用しています。
オフィスに『本物』を置いているのは、社員のマインドも本物志向であってほしいという思いを込めているからなのです。
また、移転プロジェクトの限られた予算の中では照明にこだわることが雰囲気に違いをつくる上で一番コストパフォーマンスのいい道具だと考えました。
オフィス内装に使われる『木』に見えるものには全て本物の木材を使用しています。
オフィスに『本物』を置いているのは、社員のマインドも本物志向であってほしいという思いを込めているからなのです。
また、移転プロジェクトの限られた予算の中では照明にこだわることが雰囲気に違いをつくる上で一番コストパフォーマンスのいい道具だと考えました。
たしかに、近くで見るとわかりやすいですが、切ったばかりの木ではなく、しっかりとエイジングされた深みのある木材が使用されていて本物を感じることができますね。
移転先で求めたものは?
まず、駅近で高い賃料で狭いオフィスよりは、駅から距離があっても低い賃料で広く快適なオフィスを求めました。
元々ガレージのような雰囲気の建物を求めていて、都心にあるにも関わらず天井の高い倉庫のような五反田TOCビルはまさにイメージぴったりの物件でした。
元々ガレージのような雰囲気の建物を求めていて、都心にあるにも関わらず天井の高い倉庫のような五反田TOCビルはまさにイメージぴったりの物件でした。
移転してからの変化は?
社員の数が40人に対して坪数が200坪なのでコミュニケーション面を正直懸念しましたが、以前よりも打ち合わせやコミュニケーションを交わす機会が目に見えて多くなりました。
特にバースペースに人が集中していて、そこを気に入りすぎてしまった社員が、別件で使うのに離れてくれないこともあるくらいです。(笑)
特にバースペースに人が集中していて、そこを気に入りすぎてしまった社員が、別件で使うのに離れてくれないこともあるくらいです。(笑)
社内の評判はいかがですか?
快適すぎるゆえ、オフィスに住みたいと言っている社員がいます。(笑)
あえて不満を挙げるとすれば、古いビルなのでバースペースに水道を引けなかったことくらいでしょうか。
あえて不満を挙げるとすれば、古いビルなのでバースペースに水道を引けなかったことくらいでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
オフィスを3倍以上に拡大して、広大な空間を快適なオフィスへと作り変えた株式会社トレタ。
立地の弱点は居心地のよさで補い、一部の社員さんから「住みたい!」とまで言わしめた空間のコンセプトを考えた中村さん。
移転前の恵比寿時代、社長自ら日頃の社員さんの働き方や行動パターンを見極め、そのデータを材料に今回のオフィス構想を練ったそうです。
結果、移転は大成功。
“社員への思い”を表す素敵なオフィスでした。
個人的に五反田エリアは大きな期待をしているエリアなので、これからさらに五反田エリアに転入するスタートアップ企業が増えればいいなと思います。
ビバ五反田!
オフィスを3倍以上に拡大して、広大な空間を快適なオフィスへと作り変えた株式会社トレタ。
立地の弱点は居心地のよさで補い、一部の社員さんから「住みたい!」とまで言わしめた空間のコンセプトを考えた中村さん。
移転前の恵比寿時代、社長自ら日頃の社員さんの働き方や行動パターンを見極め、そのデータを材料に今回のオフィス構想を練ったそうです。
結果、移転は大成功。
“社員への思い”を表す素敵なオフィスでした。
個人的に五反田エリアは大きな期待をしているエリアなので、これからさらに五反田エリアに転入するスタートアップ企業が増えればいいなと思います。
ビバ五反田!