ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングスが開発した、オフィス複合施設が渋谷・道玄坂に2023年3月末に竣工しました。施設名称は「道玄坂通」。9月30日には全面開業の予定です。高級ホテルや、ドンキの新業態店舗も完成してきます。今回はオフィスの一部を観じてみましょう。
ドンキ初の不動産再開発事業が竣工!!
施設名称は「道玄坂通」
施設名称が「道玄坂通」です。ビル屋としては、「道玄坂通ビル」ではないのか!と違和感がずっとあるのですが、この名称にもやっと慣れてきました。
この施設が「道玄坂通」という通り道
この地図を見ると、敷地が手のひらのような、いびつな形状であることがわかる。
ドンキ店舗の敷地を種に、標高差がある細分化した土地をまとめ、防災面も増強して再開発しました。
この施設そのものが「道玄坂通」なのです。出入り口が7か所もあります。重要な結節点です。
オフィスフロア基準階477坪
渋谷の熱源である「道玄坂」の中心に位置し、オフィスを構える優位性を観じますね。
低層部は、楠木の緑が眼前に入ります。
渋谷の中心:道玄坂に位置しているのがわかります。
隣地は旧.東急百貨店渋谷本店
隣地の旧.東急百貨店渋谷本店は、再開発されます。
2023年は、主に解体作業となります。
旧.東急百貨店渋谷は、Bunkamuraと一体で再開発され、2027年度に竣工する予定です。
36階建ての建物となり、外資系高級ホテルや高品位な店舗街となる予定です。
「道玄坂通」は更に重要な要衝になることは間違いありません。
ドンキの「ど」、道玄坂の「ど」、
ドンキの再開発、渋谷にとてもマッチしています。
開発の難しい地形でも、ドンキならではのコンセプトで、面白い再開発となっています。
ドンキ・ホーテの「ど」不動産再開発事業・第二弾も是非期待したいですね。