両国にあるウエディング事業などを展開している株式会社クレイジーに取材に行ってきました!自分たちの手で建物一棟をフルリノベーションしたというオフィスは必見です!
両国にあるウエディング事業などを展開している株式会社クレイジーに取材に行ってきました!自分たちの手で建物一棟をフルリノベーションしたというオフィスは必見です!
株式会社CRAZY
エントランス
両国の元繊維工場だった4階建てのビルを、社員総出でフルリノベーションしたそうです!
地域の人も集える場にしたいという思いから、1Fにはカフェを併設し、新しいカルチャーを生み出す場所として入り口はあえてオープンになっています。
地域の人も集える場にしたいという思いから、1Fにはカフェを併設し、新しいカルチャーを生み出す場所として入り口はあえてオープンになっています。
CRAZY CAFE BLANK 「」
こちらがBLANKという名前のカフェです。
CRAZYの入り口として、そして地域やお客様ともつながり続けることのできる場となっています!
こだわりのミルクを使ったカフェラテがおすすめだそうです!
CRAZYの入り口として、そして地域やお客様ともつながり続けることのできる場となっています!
こだわりのミルクを使ったカフェラテがおすすめだそうです!
3階まで繋がっていたというベルトコンベアー。
あえて取り除かず、こういった部分でも元繊維工場の名残を感じさせてくれます。
あえて取り除かず、こういった部分でも元繊維工場の名残を感じさせてくれます。
1Fオープンスペース
こちらはさまざまの形態のMTG に適応できるフレキシブルなスペースになっています!
結婚式の打ち合わせではホワイトボードが大活躍。
少人数から大人数でのミーティングなどにも、内容に合わせてスタイルを自由に変えて開催できます。
結婚式の打ち合わせではホワイトボードが大活躍。
少人数から大人数でのミーティングなどにも、内容に合わせてスタイルを自由に変えて開催できます。
ミーティングルーム
この部屋の名は「Andy アンディー」といい、画家・芸術家のアンディー・ウォーホルをイメージ。
丸いテーブルを囲み、違った視点で物事を捉え、既成概念にとらわれないことや個性を認め尖ること、というメッセージが込められています。
丸いテーブルを囲み、違った視点で物事を捉え、既成概念にとらわれないことや個性を認め尖ること、というメッセージが込められています。
この部屋の名は「Arne アルネ」といい、建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンをイメージ。
長く厳しい冬を室内で楽しむ為に生まれた北欧デザインをイメージし、全力で楽しむことが、日常を変えるという意味合いを込めています。
長く厳しい冬を室内で楽しむ為に生まれた北欧デザインをイメージし、全力で楽しむことが、日常を変えるという意味合いを込めています。
この部屋は「Lewis ルイス」と名付けられており、「不思議の国のアリス」の著者ルイス・キャロルをコンセプトに作ったお部屋。
ファンタジーは現実とのはざまにある。豊かな創造は、研究と妄想によって生まれるという意味を込めています。
ファンタジーは現実とのはざまにある。豊かな創造は、研究と妄想によって生まれるという意味を込めています。
この部屋は「Marie マリー」と名付けられており、フランス王妃マリー・アントワネットをイメージ。
時代とともに豪華さや派手さは削ぎ落とされるが、本質的な美しさは残り続けることを表現しています。
時代とともに豪華さや派手さは削ぎ落とされるが、本質的な美しさは残り続けることを表現しています。
この部屋は発明家トーマス・エジソンをイメージした「Thomas トーマス」という部屋。
一瞬のひらめきと、こだわりからたくさんのアイディアが生まれるというメッセージからたくさんの発想で溢れかえるような部屋になっています。
一瞬のひらめきと、こだわりからたくさんのアイディアが生まれるというメッセージからたくさんの発想で溢れかえるような部屋になっています。
2Fホール
社内のイベントはもちろん、社外の大型の催しも実施可能な空間です!
普段は週に一度の全社会議や、執務室としても使われており、お昼には全社員が集い、食卓を囲むダイニングスペースにもなります!
普段は週に一度の全社会議や、執務室としても使われており、お昼には全社員が集い、食卓を囲むダイニングスペースにもなります!
毎日提供される3食の食事が作られる大きなキッチンもあります!
専属のスタッフが全国から有機野菜を仕入れ、2012年の創業当時から毎日、愛情を込めて自然食のランチを作っているそう。健康的な食生活をサポートしてくれ、食事の時間を通じたコミュニケーションからたくさんのアイディアが生まれるきっかけにもなっています!
専属のスタッフが全国から有機野菜を仕入れ、2012年の創業当時から毎日、愛情を込めて自然食のランチを作っているそう。健康的な食生活をサポートしてくれ、食事の時間を通じたコミュニケーションからたくさんのアイディアが生まれるきっかけにもなっています!
2Fホールへと続く階段には全社員の写真が飾られていました。
ひとりひとりプロの方に撮ってもらったそうで、素敵な写真ばかりです!
ひとりひとりプロの方に撮ってもらったそうで、素敵な写真ばかりです!
ただの飾りではなく写真にはそれぞれ裏面もあり、モノクロの面を裏返すと、
カラー写真が出てきて、これで社内にいるかどうかを一目で見分けることができるようになっています!
3Fオフィススペース
中心にある大きな木のオブジェが特徴的なこちらは、リビングと呼ばれるフリーアドレスで自由な発想で働くことのできるスペースになっています!
フローリングの床は入り口から奥に向かうにつれ変化させていて、板の長さは親密性を表現しています!
3Fへと繋がる階段には、CRAZYの事業の歴史や、CRAZY WEDDINGの実際の式の様子などがギャラリーの様に展示されています!
4F South
4FのこちらはSouthといい、結婚式の空間装飾を手がけるアートチームが集うアトリエとして活用していたそう。2018年にアートチームのみ移転をし、独自のアトリエであるIDO(アイ・ディー・オー)にて作業を行っているため、現在4階はワークスペースとして使用されていました!
大きなテーブルと大きな窓に向かうカウンター席がある開放的な空間です。
大きなテーブルと大きな窓に向かうカウンター席がある開放的な空間です。
知り合いの美容室からいただいたという椅子。
4F North
同じく4FにあるこちらはNorthと呼ばれる大きな本棚に囲まれたライブラリー。
本は社員の蔵書がほとんどです。
床は絨毯で、照明も暗めなこの空間は、集中したい時や研修イベントなどにも活用されています。
本は社員の蔵書がほとんどです。
床は絨毯で、照明も暗めなこの空間は、集中したい時や研修イベントなどにも活用されています。
照明もおしゃれな裸電球になっています。
パタゴニア
パタゴニアと呼ばれるこのスペースは、畳を敷き、壁は珪藻土で作られています。
PC・携帯などの電子機器を禁止し、リラックスをしたい時、発想をしたい時に使用する空間になっており、今は託児スペースとしても利用されています!
PC・携帯などの電子機器を禁止し、リラックスをしたい時、発想をしたい時に使用する空間になっており、今は託児スペースとしても利用されています!
お話を伺いました!
広報の市川千尋さん(左)と、コーディネーターの五来未佑さん(右)にご協力いただきました!
オフィス移転の理由は?
以前はフランス人オーナーのマンションで、そこにオフィスとして入居していましたが、やはり居住区とオフィスとが混同している場所では、オフィスとして活用していくことが難しいと思い、移転しました。
単純に事業拡大のため、キャパシティの問題からも移転しなければならないと思っていました。
単純に事業拡大のため、キャパシティの問題からも移転しなければならないと思っていました。
両国という地域を選択した理由は?
ウェディングの会社というと、やはり式場の多い青山や表参道などをイメージするかと思いますが、私たちは常に新しい組織づくりをしようということを創業の時から追求しており、ウェディングを通じて自分たちを起点に、新しい文化を発信できる会社になろうということで、昔ながらの職人の多いものづくりの中心である両国を選びました。
オフィス選びで苦労した点は?
CRAZYの世界観を表現できそうな良い物件があまりなく、とても苦労しました。
社長自ら実際に足を使って探し、良さそうな物件を見つけたら直接テナントに「出る予定ありませんか?」などと聞いたりして、怒られたりもしました(笑)
社長自ら実際に足を使って探し、良さそうな物件を見つけたら直接テナントに「出る予定ありませんか?」などと聞いたりして、怒られたりもしました(笑)
オフィスのコンセプトは?
「境界線が曖昧なオフィス」をコンセプトにつくっていきました。
生きることと働くことを分けないことや、地域の人と企業を分けないこと、今後はそういった境界線が曖昧な世界が訪れ、分けるということ自体が過去のものになると思っていて、それらをオフィスで体現したいと思っていました。
実際に、カフェは地元の方々にも開放していて、社員がパソコンで仕事をしている横で、常連のおばちゃんがコーヒーを飲んでいたりすることもよくあります(笑)
また、オフィスをつくる際も社員の家族や顧客の方々にも手伝ってもらったりしていたので、オフィスをつくった人の境界線すらも曖昧になっています。
生きることと働くことを分けないことや、地域の人と企業を分けないこと、今後はそういった境界線が曖昧な世界が訪れ、分けるということ自体が過去のものになると思っていて、それらをオフィスで体現したいと思っていました。
実際に、カフェは地元の方々にも開放していて、社員がパソコンで仕事をしている横で、常連のおばちゃんがコーヒーを飲んでいたりすることもよくあります(笑)
また、オフィスをつくる際も社員の家族や顧客の方々にも手伝ってもらったりしていたので、オフィスをつくった人の境界線すらも曖昧になっています。
オフィスづくりで苦労した点は?
たくさんのサポートをいただきながら、全社員で手作りした点につきます。
社員のお父さんが大工さんで、その会社の方々にご指導いただいたり、サービスとして提供している結婚式の新郎・新婦様が手伝いに来てくれたり、社員の旦那さんや友人まで駆けつけてくれました。
最初に何も加工されていない間伐材が約2000枚届いたところからスタートし、切断や墨入れ、ペンキ塗りやヤスリがけなど、オフィスの内装は大工さんに指導いただきながらも、ほぼ全て自分たちで行いました。
リノベーション作業をする際には事前にお客様や取引先などにアナウンスをし、事業を完全にストップさせてオフィスをつくっていきました。
社員のお父さんが大工さんで、その会社の方々にご指導いただいたり、サービスとして提供している結婚式の新郎・新婦様が手伝いに来てくれたり、社員の旦那さんや友人まで駆けつけてくれました。
最初に何も加工されていない間伐材が約2000枚届いたところからスタートし、切断や墨入れ、ペンキ塗りやヤスリがけなど、オフィスの内装は大工さんに指導いただきながらも、ほぼ全て自分たちで行いました。
リノベーション作業をする際には事前にお客様や取引先などにアナウンスをし、事業を完全にストップさせてオフィスをつくっていきました。
社員全員がオフィスに愛着を持ち、それぞれが自分の言葉でオフィスを表現することができるようにと、とにかく自分たちでつくることにこだわっていました。聞く人によっては苦労した部分やこだわった点が全く違うので、そういった話を聞くことができるのも、このオフィスの大きな魅力の一つだと思っています。
移転してからの変化は?
お客様をランチに招いたり、オフィスツアーがちょっとした話題になったりと、いろんな人に見にきてもらえるようになり、今では年間約2,000人の方がオフィス見学にお越しになります。
また、社員それぞれに思い入れがあり、語りたくなるようなオフィスが出来上がったので、全員がオフィスについての広報ができるようになったと感じます。
自分たちでつくることにこだわったからこそ、ものを大事にしたり、常に綺麗に保とうという気持ちも芽生え、掃除などもみんなで行なっています。
また、社員それぞれに思い入れがあり、語りたくなるようなオフィスが出来上がったので、全員がオフィスについての広報ができるようになったと感じます。
自分たちでつくることにこだわったからこそ、ものを大事にしたり、常に綺麗に保とうという気持ちも芽生え、掃除などもみんなで行なっています。
[入居ビル情報]
・東京都墨田区石原1-35-8
・第一丸善ビルB1〜4階
・約330坪
・東京都墨田区石原1-35-8
・第一丸善ビルB1〜4階
・約330坪
公式サイト
株式会社CRAZY(株式会社クレイジー)の公式サイト。オーダーメイドウェディングCRAZY WEDDING、そして2019年2月に表参道にオープンするIWAI OMOTESANDOの事業内容紹介や、働き方、採用、会社情報を掲載しています。
※記事の内容は公開時のものです