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《みんなの働き方》株式会社ビズグラウンド畠山友一さんのキャンピングカーオフィスとは?
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《みんなの働き方》株式会社ビズグラウンド畠山友一さんのキャンピングカーオフィスとは?

by 古源哲太 2015.07.07

みんなの働き方シリーズ第一弾!スモールビジネスのバックオフィス業務をダンドリしてサポートするサービス Bizer を運営する株式会社ビズグラウンド代表の畠山さんのワークスタイルに密着です!

みんなの働き方シリーズ第一弾!スモールビジネスのバックオフィス業務をダンドリしてサポートするサービス Bizer を運営する株式会社ビズグラウンド代表の畠山さんのワークスタイルに密着です!

千差万別なノマドスタイル

《毎朝満員電車には乗らなくても、屋根と電源、電波さえあれば仕事は出来る。》

ノマドワークという1つの形から、ノマドワーカー達の仕事術やスタイルは急速に多様化しました。
しかし、大抵の場合、カフェやコワーキングスペースに限ったもの。

「私、キャンピングカーで仕事をしているんですよ。」
そう語るのは
スモールビジネスのバックオフィス業務サポートサービス《Bizer》を運営する
株式会社ビズグラウンド代表の畠山さん。

車と仕事を掛け合わせて考えると
一般的にはクレープ屋さんだったり、はたまた竿竹屋さんだったりを思い浮かべてしまいますが、電波(Wi-Fi)さえ揃えてしまえば、車も立派なオフィスに様変わり。

そこで今回は、車で好きな場所に行き、趣味をこなしつつ、仕事までしてしまう一風変わったノマドワークの形を持った畠山さんに同伴取材を行いました。

お子さんの送迎から始まる、畠山さんの朝。

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長男は小学校へ、長女は畠山さんと幼稚園へと登園します。

(シャイガールなので、顔を隠してしまいました笑)

一路、七里ヶ浜へ!

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送迎を終え、早朝で空いている快適な高速道路で鎌倉市を目指します!

到着!

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キャンピングカーはハイエースをカスタマイズしたタイプのもの。

早速、車内で仕事を開始します。

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車内は高身長の畠山さんでもゆったり足を伸ばして仕事が出来るくらいの広さです。
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冷蔵庫に水道、ガスコンロもついているので、冷たい飲み物を飲んだり、コーヒーを淹れて飲んだりもしているとのこと。
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潮風に乗る磯の香りを感じつつ、窓からすぐそばの海を眺めることは、いくら丸の内や西新宿、渋谷の一等地にオフィスを構えたって体験出来るものではありません。

外の空気を吸いたくなったら・・・

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目前に海を望んでSkypeで社内ミーティングを行います。

サーフィンタイム

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一通りの仕事を終えたら、畠山さんにとってのノマドワークスタイル最大の価値である趣味の時間が訪れます。
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残念ながらこの日は波がなく、少し運動をして終了…

インタビューを行いました!

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キャンピングカーで仕事を始めた理由は?

毎日キャンピングカーでやっているわけではありませんが、自分だけでできる仕事は時間、場所にとらわれず自由にやれるようにしています。
会議ならSkypeを使えば出来ますし、毎日必ずオフィスで顔を合わせないといけないということはないと思います。

一箇所にジッとしていることも好きではないので、それなら自分の好きな土地に行って仕事が出来るキャンピングカーをオフィスにしてしまおうという発想です。

オフィスに集まらずに仕事を進めると問題もありそうですが?

よくそういったご指摘を受けますが、全く問題なく順調に進捗していますね。(笑)

社員全員が小さい子どものいる家庭で、通常勤務時間が11時から16時なので、皆、有限の時間内で成果を出す意識が強いです。
保育園の送り、お迎え、夕飯にお風呂、寝かしつけと、男女問わずみんな積極的に参加していて、あとは深夜や早朝などの時間でやりくりしています。
とはいえ、直接顔を合わせて仕事をすることの重要性も感じているので、コアタイムを11時から16時と決めています。

また、サボったりといった懸念点は全くありません。
みんな、事業を伸ばしていくことが自分たちに返って来ることをよく理解してくれていると思います。
サボって事業がうまくいかなくて会社が潰れてしまっては本末転倒ですからね。

やはり、そこは家庭を持つ人間ならではの責任感が働いているんだと思います。
その辺は圧倒的な信頼関係で成り立っているので、特別なマネジメントなどは一切していません。
そういう環境だからこそ、存分に個々人が能力を発揮してくれているんだと思います。

Bizerを作ったきっかけは?

起業した当初、BtoBのサービスをやろうという漠然とした構想はあったのですが、明確に今のBizerのようなサービスをやるということは決めていませんでした。
ではなぜ、Bizerというサービスが出来たかというと、それは自分で会社の法人登記を行ったことに遡ります。

時間に余裕があったことや、そう何度も経験するようなものでもないという思いで始めた登記の作業ですが、代行を使わずに自分で行うと大変面倒な作業ばかりで、似通った書類に同じ内容を何度も書く。
その作業の非効率性に対して、比較的短気な私は少し腹立たしさを覚えました。(笑)

「同じ内容を何度も書くのなら、共通項は1度の記入で済めばいいじゃないか。」
この不満を持つ人はきっと自分だけではないはずと感じたことがきっかけとなり、目の前の霧が晴れた私はスモールビジネスのバックオフィス業務を包括的にサポート出来るBizerを作りました。

Bizerの魅力は?

最大の魅力は月額2,980円で、あらゆるバックオフィス業務に対する支援を受けられるという点です。

スモールビジネス層の経営者達にとって、やりたくて始めた事業があるにも関わらず、必要に迫られてやらざるを得ないバックオフィス業務は非常に重荷になります。

会社の設立サポートはもちろん、設立後に生じる税務や労務の疑問に関しても専門家に気軽に相談出来て、例えば従業員の雇用やオフィスの移転などのときには何をすべきかが段取られた使い易いサービスになっています。
なので設立から運営まで様々なフェーズで利用が出来ます。
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豪快な笑い方と堂々とした喋り口調。
ビーチらしいラフな洋装ですが、どこか《和》を感じるその佇まいは、まさに戦国時代の武将という言葉がピッタリな人物。
私もそうでしたが、初めて話す人はその迫力に圧倒されそうな雰囲気を持つ畠山さんは、学生時代に水上スキーでインカレの1位にも輝いたそうです。

ところで、なぜ水上スキーをやられていたのですか?

水上スキーを始める前はバスケットボールをやっていましたが、私(184cm)でもバスケットボールの世界では小柄な部類に入るんですよ・・・(笑)
どんなに頑張ったところで、やはり身長によるアドヴァンテージを覆すことは中々難しく、ましてや競技人口の多いバスケットボールの世界で上を目指すというのは非常に苦難が多いものでした。

そんな時に出会ったのが水上スキーなんです。
競技人口はバスケットボールに比べたら差は歴然じゃないですか。
だから水上スキーを始めたわけですが、かと言って努力を怠ったわけではありませんよ!(笑)

Bizerもその概念が入っていますからね!

と、言うと?

今でも思うんですが、別にマーク・ザッカーバーグになりたいなんて思っていないし、孫正義になれと言われたって、先天的な要素を考慮したら難しいと思っています。

それに1番を目指すために、わざわざ外敵が多い業界に飛び込んでいくよりも、小さくとも外敵の少ない業界の方が絶対的に1番になり“易い”ですよね。

今のBizerのポジションは、バックオフィス業界の中でもさらに外敵(競合)が少ないのではないかと思っています。
そういう限られた範囲の中で上を目指していきたいと思っています。

今後の展望は?

順調にユーザ数も増えてきて、現在は400社以上の企業からご登録をしていただいています。
例えばバックオフィス業務を完全にアウトソースできる「会社運営のマキトリ」サービスの種類も徐々に追加されていてますので、今後さらに便利になっていく予定です。

そして、より専門性が高まれば、起業家や個人事業主以外にも士業向けのサービスもスタートすることが出来ると思っています。

まとめ

いかがでしたか?

《仕事中にサーフィンをする》
最初に聞いたときは当然ネットサーフィンのことじゃないかと思っていましたが、現実は本物の波に乗るサーファー社長でした。
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仕事においてはなにより多くの生産性を求める畠山さんが、仕事の合間に何の生産性もない波に乗る。
その矛盾した行為は、心のどこかで自然がもたらす最高のエンプティを求めているのではないでしょうか?

Bizerについてはコチラから!