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“永遠に進化し続けるイグニス” あえて未完成に留めたオフィスとその理由は?
オフィス取材
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“永遠に進化し続けるイグニス” あえて未完成に留めたオフィスとその理由は?

by 古源哲太 2015.09.01

恵比寿駅徒歩5分。オフィスと会社の成長を一心にするイグニスのオフィスに行ってきました!

恵比寿駅徒歩5分。オフィスと会社の成長を一心にするイグニスのオフィスに行ってきました!

株式会社イグニス

株式会社イグニスは、生活に関わるツール系やカジュアルゲームなど、多岐に亘るスマートフォンアプリの企画・開発・運営を行いながら、社内ではソーシャルゲームの開発専門チームを持ち、企画段階からフルネイティブのソーシャルゲームの開発、運用を行っています。

広いラウンジスペース。

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ドカーン!とラウンジ。
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個性豊かな家具達は金太郎飴のような休憩室とは一味も二味も違います。
統一感を保ちつつも各家具がおしゃれなんです!

趣向の違うスペースも

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一人で落ち着いて。
そんな時は窓際でゆったりと・・・
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人気のスクラップウッドライクなテーブルもいい感じですね!
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奥にはカウンタースペースもあります。
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CTOの鈴木さんが寄付してくれたというエスプレッソマシーンと、最近新しく導入したフルーツハウス。

集中室

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ラウンジの脇に設けられた個別ブース型集中室。
照明も適度に薄暗くなっていて文句無しの環境が整えられています。
この絶妙な明るさで仕事も捗ること間違い無しですね。
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案外、手を抜いてしまいがちな自動販売機や給湯室も、アーチ状のレンガの壁でおしゃれにウェルカム。

執務スペース

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執務スペースは無駄なくシンプルな印象。
構造上の壁以外の遮りはなく、閉鎖感もまったく感じさせません。
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下のフロアにある執務スペースも上階と同様に遮りのないつくり。
机は弓形になっていて、座ると真正面とは少し逸れた位置に対面するので、対面式独特の威圧感を感じずにコミュニケーションも容易にとれる仕組みとなっています。
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チェアはオカムラ社のサブリナシリーズを導入。
ヘッドレスト付きなので、長時間座るエンジニアにとっても快適です。
デザインも近代的なフレームでかっこいい!

会議室

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会議室も多種多様。
使用シーンに応じて、フォーマルな会議室やセミナー型会議室、レストラン風のものの使いわけができます。

インタビューを行いました!

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株式会社イグニス広報の松平さんにインタビューを行いました^^

移転された時期は?

2013年の4月です。

ここを選んだ理由は?

現在のオフィスに移転してくる前は
神宮前や神南、千駄ヶ谷と、各地渋谷区内を転々としていて
このビル自体も当初は12階のみを借りていましたが、上の階が空いた情報をキャッチしたのに合わせて増床を行いました。

オフィスのコンセプトは?

イグニスはモノ作りの会社なので、エンジニア、デザイナー、プロデューサーが全社員の内のほとんどを占めます。
そのため、モノ作りのしやすく快適な環境を追求したオフィスとなっています。

その具体例はありますか?

具体例としては集中室を挙げます。 
集中室の明るさは、「眠くならずに集中できる」ことを重要視していました。
そこで社員にアンケートを行った結果、その絶妙な明るさを再現できている漫画喫茶の照度を採用することになりました。

執務スペースに関しても、オシャレな見た目よりも社員が気持ちよく働ける機能性を重視しています。
椅子は評判どうこうではなく、実際に複数のサンプル椅子を取り寄せて社員に試してもらい、サブリナを採用しました。

オフィス移転、増床での変化は?

まず、広いラウンジが出来たことでコミュニケーションの度合いが深まりました。

ラウンジは全社会議やフリースペースとして利用していて

特に、週2回社員に夕食が無料で提供される《イグニス食堂》は、毎回行列ができるほどの人気です。
メニューは毎回違う2種類から選ぶことができて、管理栄養士の方がバランスのとれたメニューを作って持ってきてくれます。
仕事が忙しいときは夕食が遅くなったり、栄養が偏りがちになるので、社員からはとても好評です。
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特にここが変わったという点では、コンセプトの狙いの通り、より一層ものづくりをしやすい環境になったことです。

社風はいかがですか?

社風は非常にフラットです。

社長の銭に対しては、「社長」と呼ばず「銭さん」と名前で呼んだり、CTOの鈴木は「キング」というあだ名で呼ばれていたり。(笑)
勤務スタイルもフレックス制度を採用しているので、働き方は柔軟です。

当社ではクリエイティブなものを生み出すためにインプットの時間は非常に大切だと考えているので、長時間会社にいるよりも、プライベートで質の高いインプットの時間を作ることを大切にしています。

また、銭がプロデューサーのトップとして、鈴木がエンジニアのトップとして、二人とも現場でモノ作りをしているので、普段から社員との距離も近く、ボトムアップも大事にしています。

まとめ

いかがでしたか?

デザインを意識しすぎてゴチャゴチャしてしまいがちな勤務スペースや会議室は、シンプルに思い切り実用性を向上させ、社員アンケートから取り上げた意見で生の声を反映。
ラウンジは多様性とデザイン性のクオリティを魅せたメリハリのあるオフィスでした。

設立5年目でまだまだ成長過程という点をオフィスに重ね、あえて“未完成”を残したということで、そこにまたさらに会社を成長させるぞといった気概も感じられました。

今後、“完成”に向けてどう変化していくか楽しみですね。
※記事の内容は公開時のものです