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1億ドル資金調達をしたGitHub!オフィスもすごいが組織作りも大きなヒントに!
オフィス情報
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1億ドル資金調達をしたGitHub!オフィスもすごいが組織作りも大きなヒントに!

by moffice 2015.04.27

世界のもっとも偉大なデベロッパたちの足跡を踏みしめることができ、彼らがプログラミングの難題をどうやって解いたかを知ることができる。

世界のもっとも偉大なデベロッパたちの足跡を踏みしめることができ、彼らがプログラミングの難題をどうやって解いたかを知ることができる。

GitHubについて

http://www.mocchiblog.com/?p=10516 (6709)

Andreessen Horowitzより
1億ドルという巨額の資金がGitHubに投資された。
Gitは昔からあるバージョン管理システム(version control system, VCS)の一種
プロジェクトの改訂履歴を管理し保存します。

プログラムのコードに利用されることが圧倒的に多いが、
WordのドキュメントでもFinal Cutのプロジェクトでも、
どんなタイプのファイルでも管理できます。

コンピュータのプログラムにかぎらず、どんなドキュメントでも、
すべての段階の草案やアップデート履歴を保存し、管理できるファイルシステムがGitHub

Dumber’s number

人間が良好に関係を保てる最大規模は150人。
GitHubは217名。
150人という閾値を超えたことで組織は幸いダメにはならなかったが
どのような工夫が必要あったのでしょうか?

その前にオフィスを見てみよう!

GitHub  Office (6670)

 (6699)

大統領執務室のような重厚感のあるレセプションルーム。
黄色いストライプのクロスデザインに
ゆったりサイズの黄色いソファ。

まるで映画の世界ですね♪
国旗が置かれているところもチャーミングなデザインです。

ラウンジスペース

GitHub  Office (6685)

ラウンジに行くと雰囲気はガラリと変わります。
ローソファを置き狭い室内にする事で集中スペースとして使う事が出来ます。床を素材違いにする事で空間の切り替えも可能に。
フロアによって音楽を鳴らしていい場所と、そうでない場所が決まっているようです!
GitHub  Office (6682)

GitHub  Office (6692)

隠れ窓の中を覗くと、板チョコレートのような天井が♪
下の写真はセミナールームとしても利用出来ます。
レンガ調の壁に、木で作ったベンチになる階段。
大人数を集めて利用出来ますが、少しストリート感のあるデザインで遊び心があります♪

ラウンジスペース

GitHub  Office (6689)

それぞれ個性のある部屋がズラリ
イギリス映画のような重厚感ある空間から、ストリートのようなセミナールーム。次はフランス映画に登場しそうな個性的なMTGルーム。全体的に紺色なので赤のソファが際立ちます。

センサーのあるワークスペース

 (6688)

ワークスペースはウッドで統一。
広めのデスクにコンセントが気にならないような配置。
GitHubのオフィスのライトにはセンサーがついていて、
どのフロアのどこに人が集まっているのかが
わかるようになっているようです。

heatmapがあり、至る所に
モニターで表示されているとのこと!

大人の遊び場

GitHub  Office (6696)

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6716)

GitHub  Office (6697)

ここは飲食スペースとして利用されており、種類豊富に並べられているお酒のボトルに、ビリヤード台まで。海外オフィスでは主流になってきているBarのような遊び心あるオフィスデザインです。

Have no fear,grab a beer!

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6720)

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6717)

種類豊富なお酒はいつでも飲めるようで、
ビールの冷蔵庫前には『恐れるな、ビールを取れ!』
・・・なんて面白い会社なんでしょうか!!!

白ワインもコップまで用意していますよ♪

チーズもあります!

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6718)

まさかの、出来立てクリームブリュレも!!!
http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6719)

退職率が低く、強い組織作り

最初の5年は退職者が0だったようです。大きな出資を受けてメディアが取り上げてくれるようになり、オフィスを借りるのにも苦労しなくなったそうです。会社立ち上げ期には資金調達をせず、黒字化するようになった時に良い条件でVCより資金調達が可能になったそうです。

GItHubの組織の特徴は?

・60%がリモート勤務

・pull request / chatを中心に
 コミュニケーションは非同期スタイル

・会社にマネージャーはいない

153人のチャットルーム

153のチャットルームがあるようです。
実際のオフィスと違って造作は安く、個人単位で選択して参加することで適宜最適化できるので、一時的なものも含めて積極的にルームをつくるようにしているそうです。
チャットルームで名前が@でメンションされると
モバイル/デスクトップにpush notificationが飛んでくる。

必要なときに連絡がくるが、
答えられるときに反応すればよいという非同期スタイル。

キッズスペースも完備

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6721)

Fumi's Travelblog: GitHub 本社に行ってきた (6723)

http://fumit.blogspot.jp/2013/10/github.html (6722)

かわいいキッズルーム。日本でもオフィスに完備するのが主流になってきました。働き方を大事にするGitHubらしさ。次のページでは内部についてご紹介!

働く時間を決めるのは間違い

9時-5時の就業形態は上手くいかない。
クリエイティブなコードを書くのは、クリエイティブな挑戦だ。クリエイティビティを9時-5時の間に意図的に起こすことはできない。

長時間労働は破滅への道

徹夜作業は、精神を衰弱させ、コードの質を低下させ、質の低いコードが将来のコードに影響して、バグを発生させる可能性を指数関数的に増加させる。

従業員を信頼する

従業員が一番の成果を発揮できるようにしたい。そのためには、従業員が幸せで、健康で、クリエイティブでないといけない。そのためには、雇った従業員を信用して、助けて、その後に、仕事を評価する。

世界中からリモートで働く

場所も自由で、ミーティングもないから、時差と場所に縛られず、世界中から優秀な人材を雇える。引っ越しとか、家庭の事情で従業員が辞めにくい。

仕事の邪魔をしない

定例会議はなし、会議はとにかく減らす。何か用がある時は、その人がゾーンに入っていてプログラミング中だと邪魔したらダメだから、基本はチャットを送信しておく。で、好きな時に返信してもらう。マネージャーは邪魔なだけだからいない。

StackOverFlow作った人のブログより

「ある分野でわからない事があった時に、同僚のプログラマなら5分で答えられるとする。その時、その同僚に聞くべきか、もしくは、自分で聞かずに20分ぐらいで解決するか。」

お土産も可愛く!!!

http://matsutakegohan1.com/?p=570 (6743)

Tシャツの交換がサンフランシスコでは主流。
ロゴのマーブルチョコレートを送って楽しくコミニュケーションも大事ですね♪

GitHubは内部事情もオフィスもとても楽しいでした♪
今後のオフィス作りや組織作りの参考にして下さい!